補助金にはどんなものがある?

太陽光発電システムを導入するのに、だいたい数百万円はかかるということがわかりました。

しかし、一般家庭では、とてつもなく高い金額ですよね。

そのため、とても払える金額ではないと、設置をあきらめる方も多いことでしょう。

そんなときに頼りになるのが、設置に対しての補助金。

場合によっては、数十万円も負担が軽くなるため、ぜひ申請することをお薦めします。

この補助金が始まったのは、1994年のこと。

1990年代に導入された太陽光発電システムですが、当時は大変高額だったため、一般家庭が導入するには、とても難しいものでした。

導入当時では、1000万円を超える場合もあったそうです。

こんなに高いと、太陽光発電に興味があっても、設置したいなんて思いませんよね。

そこで、一般家庭にも設置しやすいようにということで、経済産業省による補助金がスタートしました。

最初は、設置費用の半分を補助してくれていたのですが、次第にその額が減っていくことに。

そして、2005年には、この補助金は終了することになります。

その後、もう国は補助金を出さないのだろうかと考えていましたが、最近になって、再び経済産業省が出すことを決めたようです。

具体的には、2009年1月から、新しい補助金制度が始まりました。

太陽光発電システムの導入に対して、1キロワットあたり7万円の補助金が受けられる、ということです。

この補助金の支給条件として、

@住宅用で1kwあたりのシステム価格が70万円以下

Aメーカーの保証が確保されていること


という2つの条件があります。

一度中止になった補助金が再び始まったことから考えて、国も太陽光発電を重要視していると言えるでしょう。

また、国の補助金以外に、補助金を出している地方自治体もあります。

自分が住んでいる自治体は実施しているのか?

実施している場合、どんな手続きが必要になるのか?

これらのことは、各自治体で異なっているため、実際に役所まで足を運ぶか、HPで調べる必要があります。

大事なのは、情報に対して、常にアンテナを向けていること。

先ほどの国の補助金のように、今度どう変わってくるのかわかりません。

より充実したサポートを受けられるようにするためにも、十分な情報が必要となってくることでしょう。

太陽光発電システムを取り扱っているのは?

太陽光発電システムの設置を検討している方は、どこが取り扱っているのかを調べることでしょう。

ですが、実際に取り扱っている会社の見当は付くのでしょうか。

おそらく、詳しいことはよくわかっていないのではないでしょうか。

太陽光発電というぐらいだから、電力会社だろう。

そう考えて、電力会社に尋ねてみても、「太陽光発電システムの販売は行っておりません」という返事が返ってくるだけ。

確かに、発電貯金に関しては、電力会社が電気を・い取ってくれるので、関係はあります。

しかしそれは、設置した後のことであって、設置前には、販売にはまったく関与していないのでした。

では次に、太陽光発電システムの機器を作っているメーカーはどうでしょうか。

メーカーには、パナソニック・三菱電機・三洋電機など、有名企業が多く見られますね。

そのため、電話で設置したいと伝えれば、すぐに自宅まで来てくれるだろう。

そう期待していても、返ってくるのは、「代理店に相談してください」という返事だけです。

これはなぜかというと、メーカーは機器を作ることに専念していて、販売は代理店が行っているからなのです。

一般の人は、メーカーは決して販売はしない、ということを知らないのではないでしょうか。

代理店と契約したにもかかわらず、メーカーと契約したと思っている方は多いはずです。

もっとも、代理店は全国に数多く存在するため、メーカーは、すべての代理店を把握しているわけではないようですね。

また、販売するにあたっては、特に免許を必要とはしないため、誰でも太陽光発電システムを販売できてしまうのです。

そのため、

メーカーが信頼できるからといって

代理店も信頼できるとは限らない


ということが言えるでしょう。

設置費用(コスト)はいくらかかる?

太陽光発電システムのメリットを見てきて、クリーンエネルギーへの関心が高くなったあなた。

すると次に、こんな質問をするのではないでしょうか。

太陽光発電システムの値段はいくら?

と。

ですが、残念ながら、この質問には意味がありません。

その理由は、太陽光発電システムの設置方法にあります。

太陽光発電システムは、その名のとおり、いくつもの機器を組み合わせたもの。

その中でも、発電の中心となっているのが、太陽電池パネルです。

このパネルを自宅の屋根に設置し、太陽の光が当たることで発電しています。

ここで注意すべき点は、

太陽光発電システムはオーダーメイド

ということ。

その家の屋根の形状と広さによって、設置できるパネルの数が決まります。

希望していたパネルの数よりも少なくなってしまった場合。

パネルの数を設置上限数よりも少なくしたい場合。

どちらでもできます。

つまり、屋根の面積によって制限されてはきますが、設置費用は、

パネルの数を減らせば安くなり、増やせば高くなる

というわけです。

また、工事費用も、屋根の状態によって変わってきます。

同じ造りの家を持つお隣さんが200万円だったからといって、自宅でも200万円だとは限りません。

結局のところ、設置したいパネルの数と屋根の状態

この2つによって、値段はいくらにでもなります。

太陽光発電システムの広告でも、設置費用が一定額ではないのは、こういった理由からなのです。

オール電化と相性がよい

オール電化とは、その名のとおり、家庭で消費されるエネルギー源を、すべて電気でまかなうこと。

ガスも電気も使う場合と比べて、基本料金が一つで済む分、費用が安く抑えられるわけです。

さらに、火を使わないから安心、という点も注目されていますよね。

そのため、最近の新築住宅では、盛んに取り入れられているようです。

オール電化と太陽光発電システムは、本来は無関係の機器。

しかし、この2つを組み合わせることにより、お互いの欠点を補い、電気代がさらに安くなるのです。

それは、次のような理由からです。

オール電化にすると、深夜の電気代は安くなりますが、昼間の電気代は、従来の従量電灯契約よりも高くなってしまいます。

昼間に家には誰もいないのならば安くなるのですが、お年寄りや子どもがいて、電気をよく使うという場合には、かえって高くなるかもしれません。

そうなると、オール電化を取り入れた意味がありませんよね。

ですが、これに太陽光発電システムを組み合わせると、状況が変わってきます。

太陽光発電システムを導入すると、昼間に作り出した電気を、自宅で使う分に利用できますね。

昼間の高い電気を使うことなく、自宅でまかなえるのです。

さらに、オール電化にすると、太陽光発電システムだけの場合と比べて、余った電気を高く買ってくれます。

そのため、

電力会社から電気を安く買って高く売る

という、うれしい結果になるわけです。

太陽光発電システムとオール電化。

一見すると、関連性がないように思えますが、この2つを組み合わせることで、光熱費が一切かからない生活も夢ではありません。

発電貯金でお金が振り込まれる

太陽光発電システムを導入後、自分の銀行口座をご覧下さい。

これを見ると、おそらく、ほとんどの方がビックリするのではないでしょうか。

というのは、毎月1回、この口座宛に、いくらか現金が振り込まれてくること。

一定額というわけではなく、金額にバラつきはありますが、毎月必ず振り込まれるわけです。

これが、太陽光発電システムの2つ目のメリットである、発電貯金と言われるものです。

では、どういう仕組みでお金が振り込まれているのかというと・・・・・

簡単に言うならば、作り出した電気を電力会社に売って、そのお金が自分の銀行口座に振り込まれている、というわけなのです。

昼間は太陽の光が降り注いでよく発電するため、自家消費分よりも多くなり、電気を送ってもらわなくてすみます。

逆に、夜間になると、太陽が隠れてしまってほとんど発電しないため、電力会社から電気を買わなければなりません。

この、昼間の発電量から夜間の電気消費量を差し引いた残りが、発電貯金として振り込まれているわけです。

例えるなら、太陽光発電システムの導入により、自宅が発電所になったようなもの。

今までは、電気は買うものというのが、世間の常識でしたよね。

しかし、太陽光発電システムの登場によって、これからは、

電気は作って売れるもの

というように変化していくことでしょう。

よほど電気をムダ遣いしない限り、何もしなくてもお金が振り込まれていくということは、とても魅力的ではないでしょうか。